ウォッシュレットが壊れたら
ウォッシュレットが壊れた~(+_+)
この便器自体、かれこれ15年?いや20年近く?20年超え?
1回、ウォッシュレットだけ交換したんだった。
そろそろ便器ごと新しくしようかな。
節水効果すごいって聞くし。
・・・途端に便器のCMが目に入ってきませんか?
よそのお宅のトイレや、お店や施設、職場の便器が急に気になったり。
便器交換を検討した場合の選択肢
まず、「ウォッシュレットが壊れた」からの次の選択肢 ↓↓
①ウォッシュレットだけ交換する。(便座部分とウォッシュレット機能)
②便器ごと交換する。
③便器交換と合わせて、床や壁天井クロスの張り替え・手洗い器まで考えたトイレ空間のリフォームをする。
これだけでも3つの選択肢がでてきます。
はっきり言います!!
ウォッシュレットが壊れた場合、便器を替えずに「ウォッシュレット部分だけの交換」はオススメしません。
15年~20年使用しているのであれば
今の便器に交換すると、どのメーカー、どのグレードを選んでも確実に水道代は節約できます。
ウォッシュレットだけの交換をやめて節水効果やお掃除の快適さ、ウォッシュレット機能が今までより超快適になります。
気分も一新します。毎日使うものですからね。
何をどう交換する?
グレードの問題ではありません。
便器のタイプです。
多くの一般家庭では、15~20年前に設置した便器はタンク付便器が多いです。便器の交換を検討すると以下のような選択肢があります。
A ;タンク付便器(お手頃価格10万円以内くらい)
※このタイプは今後ウォッシュレットが壊れた場合、今までと同じでウォッシュレットのみの交換ができますが掃除が快適ではない。その上、・・ダサい。)
B ;タンク一体型手洗い器付き・タンク一体型手洗い器なし。(お手頃価格10万円以内くらい。)
※このタイプは一体型なのでこの先ウォッシュレットが壊れた場合、ウォッシュレットのみの交換はできません。ですが、掃除は超ラク、タンク付でも見た目スタイリッシュ)
C ;タンクレスもどきすっきり便器。(ややお高い15万円~)
※完全タンクレスではないがほぼタンクレスっぽいフォルム。しかもタンクレスより断然お安い。見た目タンクレスっぽくスタイリッシュ、掃除ももちろん超ラク。
D ;タンクレス便器(高い20万円~)※すべてにおいて素晴らしい。100万円便器もあります。( ゚Д゚)
※()内の価格は目安です。メーカーは老舗2社の定価ではなく流通価格を想定しています。また、同じ形状の便器でもウォッシュレットの機能などで金額に開きがあります。最新モデルか、型落ち商品かでももちろん金額に開きが出ます。
で、何をどう交換する?
現状、タンクレスをお使いのお宅(手洗い器がトイレ内に別に設置)は、選択肢がほぼ一択。タンクレスからタンクレスへ交換。あとは便器の形状(フォルム)と機能と価格の検討。
逆に現在タンク付便器をお使いの方は、タンクレスもどき、もしくはタンクレス便器に交換すると、いままで便器の背についていた手洗いはなくなります。(だからすっきりするのですが。)
そうです。手洗い器をどうするか?という問題が発生します。
タンクレスは形状がすっきりしていて高級感があります。
「便器を替える」→「どうせならタンクレス!」と考えるかもしれません。
その選択をすると・・・
実質的に、今まで便器の背部分にあった手洗い器がついていないタイプに便器交換をすると手洗い場所の問題が発生します。
隣室の洗面所で手を洗うか、トイレ内に新たにスリムタイプの手洗い器を設けるか?
こういった問題がでできます。
このことを忘れてしまったり、適当に決めるとあとで後悔します。
便器交換だけじゃ物足りない!もう一歩先のリフォームを!!
今、どんな風にトイレを使用していますか?
便器の後ろにある手洗いは、ほとんど使用していない。
自分は洗面所で手を洗っている。
そうかもしれませんが家族は?
トイレを出て洗面所で手洗いすることが面倒だったり。
手洗い器がトイレ空間に無くなることにより、手洗いの場所は洗面所に。そうなると常に洗面所をきれいにしておかないといけない。
また、そもそも洗っていない手(トイレ空間では洗えない)でドアノブや照明のスイッチを押されることが嫌など)
では別に手洗い器設置となると、
トイレ内に新たに手洗い器を設けるスペースがあるか?そのために配管工事が発生するのでその分の費用(予算)は大丈夫か?
検討項目が増えてきます。
今、もしくは2~3年先までの出費(予算)はなんとなくでも計算できます。
しかし、今の予算だけで決断するのは安易すぎます。
何故なら、15~20年は使用するトイレ(便器)ですから。
やっぱりいろいろ吟味しましょう!
今から長くて20年使用するトイレ空間を1~2週間しっかり検討、工事をすることをお勧めします。
また、リフォームの場合、新築時にただ選んで→工事→完了。ではありません。
専門的になりますが、既存便器の排水管(下水管とつながっている管の壁からの芯)
壁配管か床配管か?
20年以上の物件は排水芯が合わないことがあります。
その場合、選んだ新規便器がリフォーム対応なのか?(便器+オプションで配管接続できるものがあります。その場合オプション費用が加算されます。)
タイル使用のトイレであれば、そもそもタイルからクロスへ変更するとなるとプラス@の費用が掛かります。
あとこれがとても需要な感覚です。↓↓
「最近新築した友達の家にに遊びに行くと、トイレが広くてオシャレ!!」
「うっわ、めちゃくちゃリラックスできそう~」
「いいな~( 一一)」
なんて思ったことありますよね。
金額(見積もり)だけで決めず、その人(家族)にあった提案をする業者を選んでください。その提案を受け入れなくてもいいんです。
いろいろな可能性を「検討」することが大切です。
・・・と言ってはみても、やはり予算も大事です。。
いずれにしても、多角的に「納得がいく」まで検討して契約してください。
何度も言いますが、たかが便器、されど
毎日使う、憩いの空間「トイレ」です。
何と言っても、この先15~20年使用するものです。
ここで、改めて考えてください。
・ウォッシュレットが壊れて2日~1週間の我慢しかできないか。
・この先を考えたトイレ空間に仕上げるか。
後悔のない選択。
この記事が、少しでも役に立てたら幸いです。
※補足ですが、トイレの手すりは出来れば設置してください。あとからの設置は下地の関係で難しい、もしくは見た目がダサくなります。今は紙巻き器一体型のすっきりとしたデザインのものもあります。
体が不自由でなくても、高齢者がいなくても、突然の腰痛や病気に襲われることは誰にでもあることです。
※工事目安期間:1台便器のみ交換の場合→半日
:便器交換とトイレ空間(床クッションフロア張り替え・クロス張り替え)→1日~1.5日
※メーカーのショールームに出向き、実際にフォルムをみて、座ってみるともっといいと思います。実際、どのメーカーも昔より約3CM便座の高さが高くなっています。同じメーカーにこだわらず、まずは体験です!
※まだまだ細かいポイントを書きたかったのですが文章力がないため、上手にまとめられなくすみません。また、わかりやすく便器の形状写真を掲載したいのですが著作権問題がありますので、お手数ですが、上記便器タイプのワードで検索してみてください。
※今回は大まかにトイレリフォームについて書きましたが、細かいポイントもUPしていこうと思っています。よかったら、またこのブログをのぞきに来て下さいね♪ ゆうこ